【必見】国民年金はクレジットカードで前納がお得!注意点5つも解説

フリーランスや自営業者だと自分で納める必要のある国民年金。

銀行振込や口座振替だけでなく、クレジットカードでも納付できることをご存知でしょうか?

さらに、国民年金には前もって保険料を納付すると割引いてくれる「前納」という制度もあります。

クレジットカードのポイント還元と前納を組み合わせると、実質の納付額が約1.8万円も安くなります。

しかし、お得になる仕組みを理解し、注意点を押さえておかないと思ったよりお得にならないことも。

そこで本記事では、国民年金をクレジットカードで納付するとお得になる理由やメリット、注意点を解説します。

この記事を読めば、国民年金の納付をお得にする方法がわかります。

ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

国民年金の納付はクレジットカードで前納がお得な理由2つ

国民年金をクレジットカードで前納するとお得になる理由は、下記の2つです。

  • 前納で保険料が安くなる
  • 納付額に応じてポイントがつく

クレジットカードで前納したときの割引額と還元されるポイントを、下の表にまとめました。

6か月前納1年前納2年前納
割引額
(ポイント還元)
▲810円
(+995ポイント)
▲3,530円
(+1,990ポイント)
▲14,540円
(+3,973ポイント)

※上記はすべて令和4年度の納付額をもとに計算
※国民年金の支払いで1%還元されるクレジットカードで計算

参照:日本年金機構・国民年金保険料の「2年前納」制度

他の支払い方法と比較しながら、詳しく見ていきましょう。

理由その1:前納割引制度で保険料が安くなる

前納割引制度を利用すると、保険料が安くなります。

個人で事業をしている人の納付を促進する狙いがあるのでしょう。

保険料を前納する期間は以下の3つから選べます。

  • 6か月
  • 1年
  • 2年

割引額は「前納する期間」と「納付方法」で異なります。

納付方法による、前納する期間と割引額の違いは次のとおりです。

クレジットカード・現金の割引額口座振替の割引額
6か月前納810円(0.8%OFF)1,130円(1.1%OFF)
1年前納3,530円(1.8%OFF)4,170円(2.1%OFF)
2年前納14,540円(3.7%OFF)15,790円(4.0%OFF)

※上記はすべて令和4年度に納める場合の保険料

参照:日本年金機構・国民年金保険料の「2年前納」制度

上の表だけをみると、クレジットカードよりも口座振替のほうがお得に見えますよね。

しかし、還元されるポイントがある分、クレジットカードのほうがお得です。

ただし、還元率0.4%以上のクレジットカードで納付することが前提条件です。

理由その2:クレジットカードで納付するとポイントがつく

国民年金をクレジットカードで納付するとポイントが付与されます。

還元されるポイントが1%のクレジットカードなら、付与されるポイントは次のとおりです。

6か月前納1年前納2年前納
ポイント還元(1%)995ポイント1,990ポイント3,973ポイント

1ポイント=1円で利用できるなら、最大で約4,000円分の現金が還元されるのとほとんど同じですね。

ポイントで還元される分、クレジットカードでの納付は他の方法よりもお得ですよ。

クレジットカードで国民年金を前納する注意点5つ

クレジットカードで国民年金を前納するときの注意点は下記の5つです。

  • 初回のみ事前に申し込む必要がある
  • 利用限度額が納付額より小さいと立替納付してもらえない
  • クレジットカードの引落日に残高不足だと延滞金が発生する
  • 2年前納するかは次年度の収入を考慮して判断する
  • 国民年金前納によるポイント還元率がカード会社で異なる

詳しく解説します。

注意点その1:初回のみ事前に申し込む必要がある

クレジットカードで国民年金を前納するため、初回のみ事前に申し込む必要があります。

事前の申し込み期限は、2月末までです。

申請書に必要事項を記入して、お近くの年金事務所に持ち込むか郵送しましょう。

申請書一覧のリンク:「国民年金関係届書・申請書一覧

注意点その2:利用限度額が納付額より小さいと立替納付してもらえない

利用限度額が納付額より小さいと、クレジットカード会社に立替納付してもらえません。

立替納付できない場合、対象期間は現金納付に切り替わります。

これだとクレジットカードでの納付ができず、ポイント還元を受けられません。

なお、クレジットカードの納付月と有効性が確認される日は次のとおりです。

6か月前納1年前納2年前納
納付月4月と10月毎年4月2年おきの4月
カード有効性確認日・月初から数えて第8営業日から18日までの間
・前月末日が非営業日の場合第9営業日から18日までの間

参照:日本年金機構・国民年金保険料クレジットカード納付に関する約定

4月と10月は、クレジットカードの利用限度額をチェックしながら利用してください。

注意点その3:クレジットカードの引落日に残高不足だと延滞金が発生する

クレジットカードの引落日に銀行口座の残高が不足していると、クレジットカードの延滞金が発生します。

延滞金は、支払額に対して年利14〜29%ほどに設定されていることが多いようです。

40万円の支払いに対して年利29%の延滞金がかかると仮定すると、1日あたりの延滞金は約318円です。

14日延滞すると約4,452円を余計に支払わなければいけません。

引落日に残高不足にならないよう、引落口座へ早めにお金を移動しておいてください。

ちなみに、カード会社が保険料を立替納付する日は4月末日(6か月前納は10月も)なので、5月末から6月上旬ごろが引落日になるでしょう。

詳細はクレジットカード会社の公式HPで確認してください。

注意点その4:2年前納するかは次年度の収入を考慮して判断する

国民年金の前納期間を2年にするかは、次年度の収入を考慮して判断しましょう。

理由は、所得税が上がるほど節税額が大きくなるからです。

次年度の収入が上がり、所得税率も上がる見込みなら、次年度に2年前納するほうがお得ですよ。

下の表を参考に所得税の計算をして、2年前納するかどうか検討してみてください。

課税される所得金額税率控除額
1,000円 から 1,949,000円まで5%0円
1,950,000円 から3,299,000円まで10%97,500円
3,300,000円 から6,949,000円まで20%427,500円
6,950,000円 から8,999,000円まで23%636,000円
9,000,000円 から17,999,000円まで33%1,536,000円
18,000,000円 から39,999,000円まで40%2,796,000円
40,000,000円 以上45%4,796,000円

参照:国税庁HP・No.2260 所得税の税率

注意点その5:国民年金前納によるポイント還元率がカード会社で異なる

国民年金の納付で還元されるポイントは、クレジットカード会社によって異なります。

国民年金を納付したときのポイント還元率を、3社で比較しました。

Orico Card THE POINT楽天カードリクルートカード
国民年金納付のポイント還元率1%0.2%(通常は1%)1.2%
ポイント対象になる国民年金納付額上限なし上限なし他の公共料金などと合わせて上限3万円/月

Orico Card THE POINTで還元されるポイントは楽天カードの5倍です。

下の図のように、公式サイトのチャットサポートでも確認したので間違いありません。

出典:オリコカードセンター公式HP

楽天カードのポイント還元率は通常1%ですが、国民年金のポイント還元率は0.2%です。

リクルートカードだと、国民年金の納付は毎月3万円分までしかポイントの対象になりません。

このように、国民年金の納付で還元されるポイントが異なる点に注意してください。

クレジットカードで国民年金を前納するメリット3つ

クレジットカードで国民年金を前納するメリットは下記の3つです。

  • 納付する手間がいらない
  • 手持ちのお金がなくても納付できる
  • 多額の現金を持ち歩く必要がない

それぞれ見ていきましょう。

メリットその1:納付する手間がいらない

クレジットカードで納付するメリットの一つ目は、納付する手間がいらないことです。

クレジットカードでの納付を一度登録すれば、二回目以降は自動で納付してくれます。

他の支払方法との手間を比較してみましょう。

納付方法コンビニ金融機関ネットバンキングクレジットカード・口座振替
支払い操作毎回手動毎回手動毎回手動自動
現金必要(限度30万円)不要不要不要

ネットバンキングはスマホで操作できるので、手間がかからないという意見もあるでしょう。

しかし、ネットバンキングは口座を作らないといけないうえに、納付のたびにスマホを操作しないといけないので、意外に手間がかかります。

クレジットカードなら、自動で納付してくれるので手間がかかりません。

メリットその2:手持ちのお金がなくても納付できる

クレジットカードで納付するメリットの二つ目は、手持ちのお金がなくても納付できることです。

クレジットカード会社が一時的に立て替えてくれるので、銀行口座からお金が引き落とされるまでの猶予約1か月あります。

万が一、納付日を忘れていても、別の口座からお金を移動するなど対策できますね。

メリットその3:金融機関や郵便局に行く必要がない

クレジットカードで納付するメリットの三つ目は、金融機関や郵便局に行く必要がないことです。

忙しい毎日を過ごす中で、金融機関や郵便局に行くのは面倒ですよね。

混雑していることもあるので、手続きまで長時間待たされる可能性もあります。

クレジットカード払いなら、カード会社が代わりに納付してくれるので、無駄な時間や労力を使わなくてすみますよ。

【簡単】国民年金をクレジットカードで前納する手順4ステップ

国民年金をクレジットカードで前納する手順は下記のとおりです。

  1. 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書に必要事項を記入する
    ※エクセル版はこちら
  1. 2月末日までに年金事務所へ直接持ち込むか、郵送で届けてもらう
  2. 数週間待つ
  3. 手続きが完了した場合「国民年金保険料クレジットカード納付開始(変更)通知書」が届く
    ※不備があった場合「クレジットカード有効性確認結果のお知らせ」が届く

必要事項を記入して申出書を提出するだけなので、簡単に手続きできますよ。

申し込みの締切日は2月末日までですが、不備があった場合を想定して、早めに手続きをすませてしまいましょう。

まとめ:国民年金はクレジットカードで前納がお得だが注意点あり!

クレジットカードで国民年金を前納すると、割引を受けられるうえに、ポイントも付与されるのでお得です。

「前納」と「クレジットカード納付」を組み合わせたときの割引額と還元されるポイントは、次のとおりです。

6か月前納1年前納2年前納
割引額
(ポイント還元)
▲810円
(995ポイント)
▲3,530円
(1,990ポイント)
▲14,540円
(3,973ポイント)

※上記はすべて令和4年度の納付額をもとに計算
※国民年金の支払いで1%還元されるクレジットカードで計算

ただし、以下5つの点に注意が必要です。

クリックすると各見出しへ移動します。

上記のポイントを押さえて、国民年金の納付をお得にしましょう。

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